shiganosato-gotoの日記

星の巡礼者としてここ地球星での出会いを紹介しています。

2022『星の巡礼 同志社ローバー60周年に立合って』

『星の巡礼 同志社ローバー60周年に立合って』 ―1961年<同志社大学ローバースカウト発隊準備ノート>を覗く― 台風14号の接近で、西の空は風雲急を告げるどんよりとした黒雲に覆われていた。 時折、風に揺れる樹木の下に同じ釜の飯を食い、<同志社ローバー…

2022『星の巡礼 四国霊場八十八ヶ所 般若心経の世界』

『星の巡礼 四国霊場八十八ヶ所 - 般若心経の世界』 ―短歌でたどる遍路八十八ケ寺― The 88 Temples of the Pilgrimage through Tanka ―The world of Heart Sutra― 巡礼者 後藤實久 ここ数年続けた付添い遍路で詠った短歌に、ひとり歩き同行二人でいただいた…

2001『星の巡礼 ネパール紀行』

『星の巡礼 ネパール紀行』 霊峰ヒマラヤに宿る神々の国に枕し、 山村に生きる人々の暮らしに触れ、微笑みに迎えられながらのトレッキンング、 時の流れに身をまかせ、天地の出会いに身を沈めながら、ネパールの人々の愛にひたる旅に 出かけた時の<つれづれ…

2022『星の巡礼 インドの旅 スケッチ展』

2022 『星の巡礼 インドの旅 スケッチ展』 スケッチ/詩句 後藤實久 2022" Indian Journey - Sketch Exhibition" Illustration & Sketch by Sanahisa Goto インドは、<喧騒と貧困の国>の時代から<ITを支える国>へと変貌を遂げるなか、ガンジス川への 信…

2022《星の巡礼 同志社ローバースカウト60周年を祝う》

《星の巡礼 同志社ローバースカウト60周年を祝う》 ー1961~1964 同志社ローバースカウト発団当初の活動状況ー 2022年9月17~18日 京都、宇多野ユースホステルで実施された<同志社ローバー60周年記念の集い>に出かけ、多くの仲間と久闊を叙しました。 今で…

2022『星の巡礼 スカウト移民小史 序章』

『星の巡礼 スカウト移民小史 序章』 <Scout Immigrant History> <Imigração Escoteira> 《ボーイスカウト移民小史 序章》 後藤實久 1957年わたしが高校、シニアスカウト時代、当時の関東にある大学ローバースカウトの中から、理想郷を目指してブラジルのバウー訓練所へ移住するローバー(青年)スカウト達</imigração></scout>…

2003《星の巡礼 エローラ・アジャンダー 石窟寺院の旅》

《星の巡礼 エローラ・アジャンダー 石窟寺院の旅》 インド ■2月22日 バラナシよりアウランガバードに向かう <デカン高原を走る> バラナシ駅2/22 11:30発➡マンマド/Manmad2/23 08:40着 (往路寝台列車Train#1094Mahanagari Exp. 385Rs. ) マンマド/Manma…

■ 2003 《星の巡礼 バラナシ・ガンガー沐浴巡礼の旅》 

《星の巡礼 バラナシ・ガンガー沐浴巡礼の旅》 <わたしはどこから来て、どこへ行くのか> <わたしはなぜ今、この境遇で、ここにいるのか> ヒンズーの世界、インドを旅するにあたって人生の命題が頭をかすめた。 そこは輪廻転生、解脱を信じる真剣な祈りと…

2003『星の巡礼 インパール南道 戦跡慰霊の旅』

『星の巡礼 インパール南道 戦跡慰霊の旅』 1944年3月8日、インパール作戦開始の地、ビルマ(現ミヤンマー)のカレーミョウから旧日本軍第15軍団の3師団<弓第33師団・祭第15師団・烈第31師団>は、インパール攻略の火ぶたを切った。 その72年後の2016年3月…

2022『星の巡礼 比良比叡トレイルの風景』

<比良比叡トレイル>の風景 ―ロングトレイル卒業を記念してー 短歌集『霊山縦走』 Tanka Collection "Sacred Mountain Traverse" Tanka is Japanese short poem. 詠み人 後藤實久 by Sanehisa Goto 老いを受入れ、ロングトレイル(縦走登山)を卒業するにあ…

2022『星の巡礼 人生最後のロングトレイル縦走を終えて』

『星の巡礼 人生最後のロングトレイル縦走を終えて』 ―新設<比良比叡トレイル>を歩くー 2021(令和3)年秋、70台最後の歳の縦走トレッキング(ロングトレイル縦走)として、また最近新設なった<比良比叡トレイル>縦走路完成を祝って、朽木をスタートし…

2022『星の巡礼 びわ湖一周 祈りの吟行サイクリング』Ⅱ 

2022GW『星の巡礼 びわ湖一周 祈りの吟行サイクリング』Ⅱ ー走行記録編ー 2022GW "Pilgrimage of the Stars Around Lake Biwa Prayer Cycling" II -Running record- ウクライナの戦雲をこころしながら、平和なびわ湖の風景に溶け込んできた。 <びわ北湖ルー…

2022『星の巡礼 びわ湖一周 祈りの吟行サイクリング』Ⅰ

2022GW『星の巡礼 びわ湖一周 祈りの吟行サイクリング』Ⅰ 2022GW 《Cycling around North Lake Biwa by Prayer》Ⅰ ー短歌編ー <TANKA> ウクライナの悲しき惨状を憂いながら、自転車でびわ湖を回り、光り求めて吟行に励んできた。 老サイクリストなので、<…

2022『星の巡礼 南米一周の旅 ブログ・スケッチ展』

2022『星の巡礼 南米一周の旅 ブログ・スケッチ展』 2022 "Pilgrimage of the Stars: <A Trip Around South America Blog Sketch Exhibition"> Sketched by Sanehisa Goto アンデスに浮かぶ月と南十字星たち (チリー/サンペデロにて) Moon and Southern…

2007『星の巡礼 南米一周の旅 21000㎞』Ⅲ

2007『星の巡礼 南米一周の旅 21000㎞』Ⅲ Ⅲ 《 南米大陸一周 東岸北上 》 《 ウシュアイア ➔ リオデジャネイロ ➔ アマゾン ➔ リマ 》 前回は、ボリビアの首都ラパスを出て、ウユニ塩湖の神秘な光景に出会ったあと、そのままチリに入り、サンチャゴに至る。 …

2021『星の巡礼 パタゴニア・フィヨルド ー パノラマスケッチ展』

『星の巡礼 パタゴニア・フィヨルド ー パノラマスケッチ展』 《 パタゴニア・フィヨルド ― パノラマスケッチ展 》 Patagonia on the Chilean side / Peaks of the Southern Andes, a collection of panoramic sketches 2014年1月18~20日、南米最南端のビー…

2007『星の巡礼 南米一周の旅 21000㎞』 Ⅱ

2007『星の巡礼 南米一周の旅 21000㎞』 Ⅱ Ⅱ《 ボリビア縦断 ウユニ塩湖に遊び、南米最南端ウシュアイアに向かう》 ―ボリビア/ラ・パス ➔ チリ/サンチャゴ ➔ アルゼンチン/ウシュアイア ― 五大陸最後の南アメリカ大陸にやって来た。 前回は、ペルーの首都リ…

2021『星の巡礼 志賀の里 歳時記 Ⅰ』

2021『星の巡礼 志賀の里 歳時記Ⅰ』 2021 Shiga-no-Sato Glossary of seasonal words with Tanka Ⅰ これは、比良山麓 志賀の里 孤庵に住する老人の日記である。 This is a diary of an old man who lives in Shiga-no-Sato "Koan"at the foot of Mt. Hira. ■…

2021『星の巡礼 志賀の里 歳時記 Ⅱ』

2021『星の巡礼 志賀の里 歳時記 Ⅱ』 ■2021_09_02 初秋を迎える志賀の里 Shiga no Sato, where autumn is approaching 《 すきま風 闇にまじりて 秋の声 マツムシ騒ぐ 一番厠 》 -すきまかぜ やみにまじりて あきのこえ まつむしさわぐ いちばんかわや- 深…

2007『星の巡礼 南米一周の旅 21000㎞』Ⅰ

2007『星の巡礼 南米一周の旅 21000㎞』Ⅰ 五大陸最後の南アメリカ大陸を約4か月かけて一周した。 『星の巡礼 南米一周の旅 21000㎞』 の第一歩は、ペルーからである。 ペルーの首都リマを発ち、ナスカの地上絵を空から眺め、マチュピッチュ遺跡に立ち、イン…

2021『星の巡礼 秋の四国路一周ドライブ』

2021『星の巡礼 秋の四国路 写真展』 2021 "Star Pilgrimage - Autumn Shikoku Road Round Drive" ―Photo Exhibition― この秋、パートナーの四国八十八ケ所巡礼のガイド兼運転手として秋の四国路一周を走ってきた。 約20年前オートバイHONDA・MAGNA50による…

2021『星の巡礼 奥比良縦走 / 老人の山旅随想』

2021『星の巡礼 奥比良縦走 -老人の山旅随想- 』 ー新設<比良比叡トレイル>縦走 前半ー 2021 "Pilgrimage of the Stars : Mts. Okuhira Traverse -Old Man's Mountain Trip Essay-" <夜明けに向かって叫ぶ ― 蛇谷ケ峰山頂> Shout towards dawn この10…

2004『星の巡礼 ニュージランド縦断 スケッチ紀行』

2004『星の巡礼 ニュージランド縦断 スケッチ紀行』 4月は、南半球の秋、美しい紅葉・黄葉のなか、マオリの国であるニュージランドを自転車で走り、原生林をトレッキングし、南十字星のきらめきに魅せられながら、縦断したときのスケッチ・日記・記録です。…

2002『星の巡礼 大峰奥駈逆峯踏破記』 前半

2002『星の巡礼 大峰奥駈逆峯踏破記』 前半 《吉野~太古の辻~前鬼口》 我家の隣に庵を設け、亡き戦友を弔うご老人がおられた。 いまから20年程前の正月、雪に埋もれた庭を愛でておられた隣人に声をかけられ、囲炉裏を囲んで酒を酌み交わしたことがある。 …

2005『星の巡礼 台湾一周スケッチ紀行 ブログ展』

2005『星の巡礼 台湾一周スケッチ紀行 ブログ展』 日本よりも日本らしい風景が残り、丁寧な日本語が飛び交い、懐かしい童謡を歌い聞かせてくれる台湾の老人たち・・・ ここ台湾は、約半世紀にもわたり善悪はともかく日本の統治下にあり、西欧列強による過酷…

2021『星の巡礼 南奥駈け6泊7日老人奮闘記』②

2021『星の巡礼 南奥駈け6泊7日老人奮闘記』② <玉置辻~熊野本宮> 南奥駈道6日目朝、玉置神社を出発し、玉置辻に下りてきた。 玉置辻の鳥居をくぐると、舗装された道路上にちょっとした広場があり、左手に数張のテントが張れる空間がある。 また、舗装道の…

2021『星の巡礼 南奥駈け6泊7日老人奮闘記』①

2021『星の巡礼 南奥駈け6泊7日老人奮闘記』① <前鬼口~太古の辻~玉置辻> いまから20年程前、隣人の大峰奥駈け山伏修行経験のあるご老人(先達)の是非との勧めで逆峯(ぎゃくぶ)に挑戦し、吉野より入峯、前鬼口に下山したことがある。 今回、わたしもご…

2021星の巡礼『バングラデシュの旅 2010』Ⅰ

2021星の巡礼『バングラデシュの旅 2010』Ⅰ <ダッガ ➡ 路線バス乗継の旅 ➡ ラジャヒ> <バングラデシュを旅する> バングラデシュを旅する計画を立てたが、その情報量の少なさに驚いたものである。旅行者の少なさからか、国の成立ちに至るまでの凄惨な内戦…

2021星の巡礼『バングラデシュの旅 2010』Ⅱ

2021星の巡礼『バグラデシュの旅 2010』 Ⅱ <ラジャヒ ➡ ルクナ ➡ <ロケト・スチーマによる船旅> ➡ ダッガ> ■10月19日 8日目 ラジャヒ/RAJSHAHI➡クルナ/ KHULNA 路線バス移動 (途中、クシュティア/Kushtiaで乗継) <バス情報 ラジャヒ➡(3.5H 90TK)➡ク…

2021星の巡礼『南極大陸』ブログ・スケッチ展

『南極大陸』ブログ・スケッチ展 『南極に立つ』 少年時代にドキュメンタリー「白瀬中尉の南極大陸」を観て以来、 夢のなかで温めてきました。 2007年2月、南米大陸一周の旅に出かけ、ウシュアイア(アルゼンチン)に 滞在したおり、この地が南極大陸クルー…