■2013年9月4日 ≪船窪小屋2509m⇒烏帽子小屋2500m≫ 所要時間:10:55H
4:00am起床、気温10℃、用意してもらったおにぎりをリュックにつめ、水を補給して霧雨の中5:00am小屋を出発する。
三日目はここ船窪小屋より裏銀座縦走コースの起点である烏帽子小屋までの約9時間の尾根歩きである。
この日、出あったたった一人の登山者である単独行の女性に船窪のテント場で出会う。彼女は夜半の小雨降る悪天候のなかテントを張り独り過ごしたその勇気に感動した。
1時間ほどで針ノ木谷への分岐「船窪乗越」である。谷に下りずに直進、ヘルメットをつけて連続する梯子(はしご)や鎖をたよりに6:20am▲船窪岳2459mに到着、雨具をぬぎ水をのむ。風涼しく晴れてきた。
遠くにこれから向かう槍ケ岳が雲海の上にその雄姿を見せていた。
船窪小屋よりみる朝焼け
これから向かう槍ヶ岳3180mの雄姿がまぶしい
船窪岳より不動岳(前方2601m)につづく尾根をゆく
11:19am不動岳2601mに立つ
船窪岳よりロープや鎖をたよりにダウン&アップ、崩落のルートを慎重にのぼり▲不動岳2601mに11:19amに到着、意外と時間を費やしたがコマクサに出迎えられこころが和んだ。
しかし前年の台風による崩落に山の様子は一変していた。烏帽子小屋までの体力を維持するため高カロリーの菓子パンとおにぎりを腹におさめる。
13:40▲南沢岳2625mの山頂に立つ。広い頂上は霧で視界不良。天気が良ければ富士山が見えるはずだが残念である
烏帽子岳への途中、猿の親子に出会い休憩をとりつつ観察する。烏帽子岳はルート上の分岐から往復することになる。この分岐にバックパックをデポし、約1時間の鎖の連続を往復した。15:05▲烏帽子岳山頂2628mは岩峰でありせまい。霧が出てきた。
烏帽子岳山頂めざしてとりつく
15:05 烏帽子岳山頂にて 2628m にて