1-② 浄土山 10:10AM ⇒ 五色が原山荘 3:10PM
<所要 5時間>
屹立した山並みが龍の背ヒレにみえる。
龍王岳の巻道より鬼岳2750Mをへて黒部頃岳方面を望む
分岐より 龍王岳2872Mを見上げる
鬼岳の巻道より獅子岳2741M ・ザラ峠2348M ・鷲岳2617M方面を望む
鬼岳の巻道に残る雪渓をトラバースする
獅子岳2741Mへ向かう 残雪がゆるみ通行注意
獅子岳2741M通過 12:30AM
獅子岳より五色が原(小屋)・鷲岳2617M ・鳶山2616M を望む
ザラ峠 2348M 2:10PM 通過
獅子岳より真正面に五色が原(山荘)が見えていたのに、クサリを使っての急な下りをおり、
ザラ峠を登り返すという縦走ではの典型的な上り下りである。
五色ケ原のお花畑に迎えられる / 左手に五色ケ原キャンプ場がある
木道の先に五色ケ原山荘がみえる / 後に鳶山2616Mが見える
五色ケ原山荘に到着 3:10PM
第一日目 立山室堂より五色ケ原山荘までの所要時間は休憩すべてを含み 7時間30分であった。
天候は前半、晴れのち曇り、後半は曇天であった。 明日は台風接近により強風大雨との予報だ。
二階の個室(定員6名)に当初一人であったが、遅く着かれた札幌在住の酒井育男さんと同室となった。
もちろん明日からの悪天候に対しての意見交換をした。
そして同行し危険遭遇に対応、協力し合うことにした。
うれしいことにお風呂に入ってくれという。
天上の湯船だ。
思い出すのは槍ヶ岳への途中、槍沢ロッジでの湯船に入った時の感動である。
山男たちが交互に顔を突き合わせ、交互に足を突き出してうっとりしているさまは絵になる。
ひとり遅れてきたフィリップ君は湯船に入れず、脱衣場でもじもじしている姿にユーモアを感じた。
宿泊客の大半が立山室堂からであり、黒部湖平ノ渡場からの登山客一人もいた。
15名の宿泊客の中に薬師岳まで同じルートを歩くニュージランドのフィリップ君がいた。
日本語を教えてくれとのことで友達となった。
朝がたまで山荘のトタン(屋根)を激しい雨粒がたたいていた。
あす薬師岳にむけて出発すべきか悩みながらの就寝となった。
みな不安な一夜を過ごした。
わたしは通常のプラン通り、3時半起床、4時出発と決めて、朝食を弁当にしてもらうようお願いした。
< 第二日目 五色が原山荘 ⇒ スゴ乗越小屋 2-① へ続く