<老人の牛歩トレッキング>
■2018/4/19 ⑤―3. <鈴鹿山脈縦走五日目> 三国岳~霊仙山
霊仙山最高点1094m
懐かしの霊仙山頂に再度立つ
霊仙山頂付近避難小屋
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■2018年4月20日 <鈴鹿山脈縦走第六日目>
07:00/ 1017m 霊仙山頂付近避難小屋出発
09:30 / 170m 汗フキ峠経て、榑ヶ畑登山口へ下山する
<鈴鹿山脈縦走>御在所岳⇒霊仙山踏破 | 満足と疲労に感謝/縦走ゴール | |||
榑ヶ畑登山口へ下山する | 9:30 | ⇑ | 392m | 汗フキ峠/醒井養鱒場/JR醒井駅 |
■2018/4/20⑥ 霊仙避難小屋出発 | 7:00 | ⇑ | 1017m | 鈴鹿山脈縦走最終下山日 |
汗フキ峠通過 霊前山(榑ヶ畑)登山道入口に下山
■2018/4/20⑥ 9:30 / 392m 霊前山(榑ヶ畑)登山道入口に下山し、鈴鹿山脈縦走を終える。
やれやれ牛歩の一歩 ツエルト・ビバーグ最高!
<記録 完>
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<鈴鹿山脈縦走に関する課題>
次なる課題を背負っての縦走となった。報告書としてのブログで個々に書き留めているが、時間を見つけてまとめてみたい。
1) 年齢と重量と日程(総距離と総日数)のバランスを考えて、縦走はいかに慎重であるべきか。
2) 長距離トレッキングにおける鈴鹿山脈の水場の探索と確保(地図上の水場予測と実際の相違と
発見の確率)
3) 鈴鹿山脈における県境縦走路を含む進路分岐の確定と迷い確率とその原因
5) ツエルトに関する研究 < 強風・大雨・グランド凹凸その他>
6) 食糧の課題(重量・簡便さ・水使用量・テイストと満足度ほか)
7) 鈴鹿山脈縦走における水場の確保
鈴鹿山脈縦走を計画して分かったことだが、まず水場を地図上で見付けることであった。
ただ、地図上の水場も確認してはじめて、いかされて使われる水であり、現場での確認まで不安は
募るものである。
どうしても山行の携行品のうち、水の占める重量は大きく、その重さはじかに肩にくいこみ、腰に、
脚にとくるから大変である。
地図上の水場をネットの山行ブログで確認してみたが、どうしても季節や天候により不安定な水量で
あるらしい。
最低2日間水補給ができない状況を想定しての水携行は最低でも約2700g(2.7L)、総携行重量の
20%を占めてしまうのである。その水の重さの凄さをいかに軽減するか、それは行程上、水場を
確保すれば軽減、軽量化できるのであるから真剣にならざるを得ない。
<鈴鹿山脈縦走における携行総重量と体力>
老人(70代後半)の体力がもつかとの不安にたいして、それなりの訓練を重ねた。
想定重量9キロに水約3kgを背負って、階段の上り下りや筋肉づくりに励んだ。
ちなみに、比叡比良縦走3泊4日では総重量9.3Kgであったので、今回の12kgは初めての経験であり、
重量オーバーである。
苦行無くして完歩なし、訓練におけるしたたる汗も爽やかであった。寝床でのふくらはぎが激痛とともに
痙攣する「こむらがえり」に、何度もふくろはぎを揉んでの苦悶を味わいながら準備に励んだ。
食糧に関しては、カロリーが高く、軽量であること。可能な限り水を使用せず、お腹に収めることが
できるものとしてチキンラーメを選択した。ほかに、水を必要としても最少の水で食べられ、
火が不必要なものとしてアルファー米を選んだ。アルファー米はナイロン製袋キッチンバックに詰替え、
重量を104gから69gに減量させた。
1)主食5日分+非常食1日分
朝・ドーナツ4個 (@212KcalX4個=848Kcal) 重量@200gX 5パック= 1000g
昼・チキンラーメン1袋 (@377Kcal) 重量@100g X 7袋= 700g
夜・カレーメシほか1袋 (@464Kcal) 重量@69g X 6袋= 414g
小計 2114g
2)行動食・緊急食
チョコバー(スニッカーズ) 6個 200g
チョコレート 1袋 350g
マヨネーズ(6日分X 2小袋) 12小袋 150g
ビスケット 2袋 300g
チーズ 8個 200g
アメ・ガム 100g
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行動食・緊急食重量計 1300g
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食糧総重量 3414g
3)飲料水関係 (飲料水は途中4~5回補給予定)
行動用ボトル750LX 2・予備水嚢1000L 2500g
3)その他<衣服・露営・小物・救急・補修用品> 5700g
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鈴鹿山脈縦走携行品総重量 1)+2)+3) 11964g(約12kg)