shiganosato-gotoの日記

星の巡礼者としてここ地球星での出会いを紹介しています。

中山道徒歩旅行33 <三留野宿41⇒馬籠宿43>Ⅰ

2011『星の巡礼中山道てくてくラリー・550km徒歩旅行』
 
 同志社ローバースカウト創立50年記念事業 てくてくラリー通信記録>

(お詫び:ブログ新旧移行に伴う技術的問題により、広告・案内等の後に、広告・案内等の後に、
     文書・写真を掲載いたします。ご了承ください)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 ■   20日目   中山道てくてくラリー後半  三留野宿㊶ ⇒ 妻籠宿㊷ ⇒馬篭宿㊸ >   
               14km/12h   57


 

午前554分、お世話になった尾崎老人の<        千体観音堂一刻院>を後にした。
空は、雨曇りである。 尾崎伯老宅に立寄り、一宿のお礼を述べての出立である。
 

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        千体観音堂のある南木曽にあるSL公園を後にする
 

曽路・南木曽にみる旧中山道の面影を楽しみながら歩みを進める。満開の桜や、ツツジがいい。


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             三留野から妻籠への木曽路の街並み

 

 

義仲・巴御前ゆかりの松である<振袖松>(ふりそでまつ―残念ながら虫食いにより枯れ、伐採)を見ながら進むと、妻籠に砦を築いた木曽義仲が北陸路に出撃せんとする時、鬼門の守りに兜前立の観音像を外してここに祀ったかぶと観音>に出会う。



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              三留野宿出口で見送る<振袖松>
 
 
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                三留野宿  かぶと観音

 

 

 妻籠宿への石畳みの坂を上っていくと、<せん澤  右・妻籠宿 下り・なぎそ>と、なんともユーモラスな石の道標に出会う。「せん澤」が妙にリアルティを感じさせてくれた。

 

「あなたの選擇はどちらなの?」人生の分かれ道である選択もまた然りである。

 

この石畳みの坂は、側溝に清水が流れ、歩いているだけで人生の選択を迫るような、哲学的な思索に導いてくれる不思議な坂である。

 

 その先に、<上久保の一里塚跡碑> (江戸より78里)は、日本橋から約312㎞地点、標高535mにある。


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          せん澤 (どのみち?選択した?)
 
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             石畳みに流水
 
 
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                    上久保の一里塚跡碑78                    

 

 

 良寛文学碑>

 

 江戸後期の僧侶であり歌人である良寛もこの木曽路の暮れゆく、何とも言えないもの悲しさに次のように詠んだ<良寛の文学碑>に出会う。なんと素敵な歌を詠んでいることか・・・哀愁を帯びた若妻を呼ぶ小牝鹿の鳴き声が聞こえてくるではないか。わたしたち弥次喜多良寛の気持ちにひたった。

 

この辺りの古色蒼然とした石道標が、石畳みによく似合っている。その傍にはにかんで咲いている花々がまたいい。

 

  木曽路にて《 この暮れのもの悲しきに 若草の妻呼びたくて 小牝鹿鳴くも  良寛

 
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               良寛文学 碑  
 
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                               中山道にふさわしい石道標
 
 
妻籠宿は、木曽の山々を借景にした日本庭園がこれまた木曽の建物に似合い、様になっていて、旅人を慰めてくれる。
木曽路のなかでも、三留野宿からの中山道は、日本の原風景を歩くといっても過言ではないすばらしい街道である。
街道が一つの日本庭園として、旅人を歓迎してくれているのである。
特に、竹とヒノキの群生の落ち着きある陰陽が自然庭園を演出しているところがいい。
また、この景色に合わせるように、小道は最小限の舗装にとどめ、石畳みや土道を残しているの
いい。
村落に棲む村民の木曽を愛する気持ちが伝わってくるようである。

          


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                 木曽の日本庭園
 
 
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                    妻籠の町屋