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■21日目―4 <馬篭宿㊸ ⇒落合宿㊹ ⇒中津川宿㊺ ⇒大井宿㊻ >
8.5km/6h 5月8日
<中津川宿㊺> 日本橋より徒歩総距離479㎞ 地点
中津川宿は、江戸時代の風情を残している町並みをもち、総戸数228軒、旅籠29軒と、商業の街と
しても栄えた大きな宿場であった。
資料館の裏にある脇本陣では、当時の風情を感じられる建物や家具類、庭を見ることができる。
では、宿場に入ってみよう。


中津川宿に入っていく


中津川宿 常夜灯と湧水がいい

中津川脇本陣跡を入ると体験資料館がある

中津川宿 中津川村庄屋跡

中津川村庄屋跡美濃傘と草鞋がいい

中津川宿 銘酒<恵那山>と街並み

中津川宿 <小手の木坂>を下って大井宿に向かう
<中津の一里塚跡>
中津川宿の街並みを過ぎると、背後に馬籠峠と雄大な恵那山が広がり、<中津の一里塚跡>(江戸より85里/約340km・京へ50里/約200㎞)に出る。
これら一里塚に出会うたびに、すこしづつ江戸より離れる寂しさと、これまた少しづつ京に近づく安堵感がかさなり、旅の比重が心の中で変化するのがよくわかるのである。
その心の微妙な動きの中で、いまのいまにいる自分を風景に埋没さす喜びが、何とも言えない安心感となって広がっていく。旅の醍醐味は非日常的な時間に迷い込んでいる自分を見つめられることにあるのではないだろうか。
<小石塚の立場跡>
小石塚の立場跡のような人々を縛る立場(たてば・通達掲示板)が、村々の目立つところにあったことを思うと、政(まつりごと)にとって日本というちょうどいい広さの国を治めるのに適した機能を果たしているんだという不思議な安心感と、為政者の人民を支配し、管理統制したいという恐怖への情熱を感じとれて、旅を面白く演出してくれるのである。

中津の一里塚跡(江戸より85里)

小石塚の立場跡