shiganosato-gotoの日記

星の巡礼者としてここ地球星での出会いを紹介しています。

2002『星の巡礼 大峰奥駈逆峯踏破記』 前半

2002星の巡礼 大峰奥駈逆峯踏破記』 前半

   《吉野~太古の辻~前鬼口

 

 

我家の隣に庵を設け、亡き戦友を弔うご老人がおられた。

いまから20年程前の正月、雪に埋もれた庭を愛でておられた隣人に声をかけられ、囲炉裏を囲んで酒を酌み交わしたことがある。

ご老人は、大阪の市内で商いをされており、ここ志賀の里の他にも伊賀の里に庵を結ばれており、年数回それぞれの庵に滞在し、亡き戦友たちの御霊との交流の時間を持たれているとのことである。

戦友とは、ご老人が志願して配属された特攻基地 南九州にある鹿屋海軍飛行場で、終戦間際、毎日のように出撃し、沖縄の海に散って帰還しなかった多くの特攻先輩たちのことである。

13歳の少年飛行兵であった老人が間近にみた人の死、はかない人の死がいかにつらかったことか、老人の一生を弔いの人生にかえたようである。

 

はかない命が燃えるような囲炉裏の火を見ながら、老人の生き様を聞かせてもらった。

少年兵であったがゆえに残された老人は、亡き先輩たちの慰霊を弔う一生を引き受けたという。

ここ志賀の里にある老人の庵は、西に比良山系にそびえる蓬莱山を拝する位置にある。

蓬莱山に沈みゆく夕陽が、後光のように山頂を照り返すとき、老人は酒を遺影に汲み、御霊に捧げる儀式を行ってこられたのである。

蓬莱とは、西方浄土のことを云う。

また、蓬莱山直下の下山路に『戦没者慰霊碑』があり、ご老人が先輩特攻戦死者も含めての太平洋戦争で散華されたすべての戦没者をも慰霊されていたのである。

 

一人生かされた元少年兵は、成長するにつれて背負いきれない先輩特攻兵の御霊と対峙するため、商いのかたわら大峰奥駈けに修行の場を見つけ、修験者としての道を励み、山伏として山野に臥して、亡き先輩たちと霊を結んできたと回顧された。

 

囲炉裏を囲んで、老人である先達が語ってくれた大峰奥駈けの体験談が、わたしの奥駈け踏破への契機になったのである。 2002年9月に大峰奥駈け逆峯にチャレンジし、吉野を出て、太古の辻から前鬼口に下山したことをよく覚えている。

 

この度、2021年5月24日からの南奥駈け<前鬼口太古の辻熊野本宮>を踏破し、長年の夢であった大峰奥駈け逆峯の全踏破を成し遂げたのである。

 

2021『星の巡礼 南奥駈け6泊7日老人奮闘記』のブログに合わせて、ここに2002『星の巡礼大峰奥駈逆峯踏破記 前半<吉野~太古の辻~前鬼口>』を新たに書き足して、奥駈け逆峯全山踏破の記録としたい。

 

2021『星の巡礼 南奥駈け6泊7日老人奮闘記』①~②

https://shiganosato-goto.hatenablog.com/entry/2021/06/15/225216

 

 

f:id:shiganosato-goto:20210709210030j:plain

               大峰奥駈け道逆峯 八経ケ岳(1914.9m 百名山)登頂

                   2002年9月13日 午前9時30分

 

 

f:id:shiganosato-goto:20210709210312j:plain

                                      大峰奥駈け道逆峯 釈迦岳(1779m)登頂

                   2002年9月14日 午前9時

 

 

まずは、行程表から奥駈け逆峯の前半ルートを見ておきたい。

 

■2002『星の巡礼 大峰奥駈け逆峯行程表』 前半<吉野~太古の辻~前鬼口

 

f:id:shiganosato-goto:20210709213014j:plain

f:id:shiganosato-goto:20210709213919j:plain

 

 

奥駈け逆峯前半(吉野~太古の辻~前鬼口)の行程の詳細は、前掲の行程表を参照していただき、以下では行程ノートに書き込んだ情報メモを掲載しておきたい。

 

       f:id:shiganosato-goto:20210709214515j:plain

         スタート前夜より露営した金峯神社にある義経隠れ塔

 

 

■奥駈け逆峯1日目(2002/9/11)

金峯神社義経隠れ塔五番関山上ケ岳小笹ノ宿避難小屋

 

今日は、世界中の人々にとって忘れることのできない悲しい日である。

丁度、1年前のこの日、アメリカで起こった同時多発テロにより4000名近くの尊い人命が奪われた日である。

ここ奥駈けの頭上に輝くカシオペア座もまたあの悲惨な光景を見ていたに違いない。

悲しい日を共に祈りたい。

 

ここ大峰奥駈けは、多くの先人が世俗を離れ、己を捨て去って、大自然の霊・悠久の宇宙に抱かれて無になる修行をした聖なる霊場である。

これより4日間、この奥駈けに小さい己の一歩を刻み、峰々の神々とこころを交わしてみたい。

 

 

金峰神社義経隠れ塔をスタートする> 深夜 02:00 / 2002年9月11日

 

奥駈け逆峯のスタート地点である金峰神社義経隠塔軒下での露営地を、前夜8時からの睡眠の後、早朝2時、ヘッドライトをたよりに出発した。

 

 

<五番関 ―女人結界>  06:55通過

英文による警告が掲げられている結界門<女人禁制>に立つ。

 

 

<No Woman Admitted>

Regulation of this holly mountain Ominesan prohibits any woman from

climbing farther through this gate according to the religious tradition.

-Ominesan-ji Temple-

 

<女人禁制>

この聖なる大峯山の規則は、いかなる女人も 宗教的な伝統に従って、この門をくぐり登山することを禁じる。 -大峯山寺-

 

 

 

 

                 f:id:shiganosato-goto:20210709214819j:plain

                                                       <五番関 ―女人結界>            06:55通過

 

<今宿跡ー蛇腹鎖場>  09:00通過

                                  f:id:shiganosato-goto:20210709215050j:plain

                                                          <今宿跡ー蛇腹鎖場>  09:00通過

 

<洞辻茶屋>  10:05通過

f:id:shiganosato-goto:20210709215319j:plain

                                                                   <洞辻茶屋>  10:05通過

 

<山上ケ岳  別名・大峯山 1719m>  12:20通過

この日の行程で一番標高のある山上ケ岳(1719m)を別名「大峯山」という。 大峯山と言えば、広義の大峯山脈のことをさし、山上ケ岳から熊野に続く峰々の事を云う。

 

大峯山は、修験道の祖・役行者(えんのぎょうじゃ)が開いたわが国修験道発祥の地であり、この国で人々が最初に登り始めた山である。

開山以来、1300余年、女性の登山を禁じ、現在も男性信者中心に入峯修行が盛んにおこなわれている霊山である。

大峯山に対して、山上ケ岳南側にある稲村ケ岳(1726m)は「女人大峯」とも呼ばれ大日如来を祀っている。

さらに、山頂に建つ大峯山寺本堂は、我が国高所最大の木造建築物である。

 

<西の覗き / 鐘掛岩

峯山/山上ヶ岳1719mは、わが国修験道発祥の地で、修験道の道場としての威容を誇っている。 絶壁から逆さづりにされる「西の覗」や、岩壁の鎖を頼りに登る「鐘掛岩」など数多くの修行場がある。

 

        f:id:shiganosato-goto:20210709215640j:plain

                            絶壁から逆さづりにされる修行場<西の覗き>

                                       (天川村観光課提供)

 

     f:id:shiganosato-goto:20210709220004j:plain

                  岩壁の鎖を頼りに登る「鐘掛岩」

 

     f:id:shiganosato-goto:20210709220154j:plain

                  西の覗岩にて

 

<吉野熊野古道 ― 奥駈道> 

大峯山大峯山脈)は、山岳信仰である修験道の礎として修行者である役小角(えんのおづぬ)によって開かれた霊山と言われ、古から<吉野熊野古道 ― 奥駈道>と呼ばれている。

 

<小笹の宿避難小屋> 13:30到着

1日目の眠りは、小笹の宿避難小屋で迎えることにした。

到着すると、すでに同じ滋賀県人の小児科医である先客が迎えてくれた。

同じく奥駈け<吉野~太古の辻~前鬼口>を歩いているとのことであるので、情報の交換を行う。

まだ時間が早いのに避難小屋に泊るのはなぜかと問うと、どうも膝の調子が悪いとのことである。少し早く足を休ませ快復を待つとのことである。

こちらは夜中の2時に歩き出しているので睡魔が襲ってきているので、寝床を作り早めの就寝となった。

 

     f:id:shiganosato-goto:20210709220542j:plain

             <小笹の宿避難小屋>  13:30到着

 

 

 ■奥駈け逆峯2日目(2002/09/12) <小笹ノ宿避難小屋一の峠非難小屋>

 

<小笹の宿避難小屋にて> 04:30起床 06:30出発

滋賀県栗東の小児科医 相沢氏とここ小笹の宿避難小屋に同宿し、昨夜は生姜湯を飲みながら開業準備の志に耳を傾けたものである。

今朝は、膝の調子もいいので宿泊予約をしている弥山小屋に向かうと言って、早めに出発していった。

 

小屋裏に小川あり、水量豊富である。 弥山まで水無しとのこと、給水する。

 

f:id:shiganosato-goto:20210709220934j:plain

          脇の宿跡から眺望 大台ケ原の大パノラマ 07:45

 

 

<大普賢岳 1780m> 2002/9/12  09:30

                         f:id:shiganosato-goto:20210709221153j:plain

                                                                    <大普賢岳 1780m>   09:30

 

 

<死線を越える奥駈道> 13:25

厳しい自然環境にある奥駈けは、多くの命をも飲み込んできた鍛錬・修行の道でもある。 今日も一人の若者が散っていった場所に出会った。 お悔みの声をかけ、無念の声を聴いた。

碑には、次のような手向けの言葉がつづられ、永遠の命を共有していた。

―昭和40(1965)年5月1日 大阪工業大学ワンゲル部強化合宿にて悪天候に遭遇、2回生 田畑南樹君死亡―

 

                  『 みなきケルン 』

              大峯にこだまし その中に

               君ありやと 聴き入るに

               山冷厳に 谷深沈たり

 

 

一の峠 / 一ノタワ避難小屋>  15:10到着

先発した小児科医には追い付けず、こちらは<一の峠>にある<一ノタワ避難小屋>

で2日目の体を休めることにした。

ここ<一ノタワ避難小屋>は、外形だけが残っていて、屋内は床も抜け、窓も戸も失せ、雨だけは避けられる廃屋寸前の小屋である。

小屋の片隅に寝床を作り、風雨をさけられることに感謝し、しばし大峰の神々とこころをかよわせた。

 

                   f:id:shiganosato-goto:20210709221752j:plain

                                                          2日目の露営地 <一ノタワ避難小屋>

 

 

 

■奥駈け逆峯3日目(2002/09/13) <一の峠避難小屋孔雀岳露営地>

 

一の峠避難小屋にて起床> 06:00スタート

ー霊山の中に我が身在り、霊に没し瞑想すー 

 

「修業とは、一心一念、不乱に今におのれを没し、その時と所と一体になるをいう。

その環境に没するとは、無になり、その霊気を吸い、エネルギーを得るをいう。

大峯の霊気に満たされ、身をゆだね、生あるを喜び、死をもその喜びの中におくことにある。」

と囲炉裏で諭された先達の言葉を噛みしめてみた。

 

この一の峠避難小屋は、すでに廃屋である。

床は落ちて無く、窓は朽ち果て、天井から夜空が見える。

老いた中にも風情のある非難小屋である。

お陰で突然の夜雨にも合わず、静かな朝を迎えることが出来た。

 

 

<水の有難さ ― 弥山小屋>   08:45(管理人さんより水を購入)

この日の午前中で携行している飲み水が切れる。

弥山小屋まで行けば何とかなるとの情報であったが、もし弥山小屋に人がいなければ最悪の状態を迎えることになる。 万一の場合、現在手持ちの600ml の水で今日一日を過ごさなければならない。

まずは1時間ごとの休憩時の給水を、口を湿らす程度に抑え、氷砂糖のかけらを口に入れてしのぐことにした。

 

だが、一昨日<小笹の宿避難小屋>で同宿した相沢氏がここ<弥山小屋>に宿泊予約していた関係で管理人がおられたことで、水補給が一気に解決したのである。

マイペースの単独行を楽しみ、テント泊を好む者にとって、山小屋の存在の重要性に気づかされた瞬間でもあった。

ここ弥山小屋は管理人の常駐はなく、宿泊予約の都度小屋を開ける方法をとっておられるようである。

宿泊予定の本人は膝の痛みで大峰奥駈縦走を中断し、小笹より下山するとの連絡があったとのことで、山小屋を閉じ下山されるところであったようである。

なんという天の助けであろう。

管理人さんの笑顔が、水の妖精に変わって行った瞬間である。

 

2Lの水を分けていただき、背負った重さに何とも言えない安堵感と、大峰奥駈け成功の自信がみなぎった。

いざというときの水集めの方策も考えていた。 この辺りは、夜露が笹や樹々の葉っぱにつきやすく、タオルで露の玉を拭きとり、絞って水を集めるとか。 ナイロンを小枝の下に敷き、木をゆすって露を落して水を集めるとか・・・、真剣に考えながら歩いたものである。

 

それだけここ奥駈けでは水場が少なく、水が大切なのである。

 

 

<弥山  1895m>

f:id:shiganosato-goto:20210709222323j:plain

            大峰奥駈け逆峯  弥山  1895m

                  2002/9/13   09:00 

 

                          f:id:shiganosato-goto:20210709222714j:plain

                                                       <舟ノ垰>で昼食中 11:30

 

 

 <孔雀岳山頂で露営>  16:00到着

今夜(3日目の晩)は、孔雀岳山頂でビバーグ(露営)する。

ここ山頂は岩山である。 強風による枯れ木、倒木多く異様な風景である。 もちろん鹿による食害もあるのであろう。

また、水分を葉につく霧からとるのであろうか、根が土の表面に浮き出て生育している。

熊の襲撃をさけるため、山頂の崖面の笹の中にツエルトを張り、その周囲に鈴をとりつけたロープを張り、撃退用のストックを横にして寝袋に潜り込んだ。

 

f:id:shiganosato-goto:20210709223205j:plain

                                                                     孔雀岳山頂でビバーグ(露営)

 

      f:id:shiganosato-goto:20210709223514j:plain

              下山口<前鬼>に近づいたようである

 

 

■奥駈け逆峯4日目(2002/09/14)  <孔雀岳露営地鬼口バス停>

 

<孔雀岳露営地>  04:30起床   06:00スタート

ツエルトが強風に吹きさらされて、目を覚ました。

ポンチョ兼用の簡易シートであったが、強風によく耐えてくれた。

外は濃霧に視界はゼロ、乳白色の山頂は意外と明るい。

ビバーグでの最高の景色である。

弥山小屋での水補給のお陰で、朝一番の水を口に含むことが出来た。

熊の襲撃もなく、ツエルトを撤収し、ゴールである前鬼口に向かって出発した。

 

 

<釈迦岳 1799m> 2002/9/14  09:00登頂

 

                         f:id:shiganosato-goto:20210709223852j:plain

                                              <釈迦岳 1799m> 2002/9/14  09:00登頂

 

 

<香精水 一滴水は命なり> 深仙の宿 10:00

深仙の宿避難小屋近くの<香精水>を給水する。

岩山から染み出る一滴水、それは美しい観音様の涙のようだ。

わたしは<天名水>とも呼んでいる。

600mlボトルを満たすのに随分と時間がかかったが、有難い思いに満たされた大切な時を過ごさせてもらった。

感謝である。

 

f:id:shiganosato-goto:20210709224132j:plain

                                    2002年9月頃の<深仙の宿 香精水>

               岩の間から染み出る一滴水であることが分かる 

 

 

<太古の辻>  10:20通過

今回の大峰奥駈け逆峯(前半)は、大日岳を巻いたところにある<太古の辻>から下り、小仲坊を経て<前鬼口に向かう。

 

f:id:shiganosato-goto:20210709225030j:plain

                          南奥駈道入口<太古の辻> 左手より前鬼へ下りる 2002/9/14  10:20

 

 

<二つ石> 10:30通過

                  f:id:shiganosato-goto:20210709225437j:plain

                                     靡(なびき/修行場)でもある <二つ石>  10:30通過

 

 

<前鬼小仲坊 ― 水補給>   12:30通過

ここ前鬼小仲坊より、今回の奥駈け逆峯のゴールである前鬼口国道161号線バス停)までの3時間、林道の舗装道を登山靴で歩くことになるが、これが一番辛かった。 足裏にたくさんのマメを作っての悪戦苦闘である。

お陰で、午後1本のバスに乗り遅れ、前鬼口先の<河合>まで移動して、上北山温泉<薬師湯>につかって奥駈けの疲れをとり、道の駅でカツ丼に歓喜を上げ、バス停で露営し、翌朝のバスで車回収のため大和上市(吉野口)に向かった。

 

この奥駈道5日間のこの時期(9月11~15日)、若き小児科医と、弥山小屋の管理人さんのただ二人にしか出会うことがなかった。 こころして入山したいものである。

幸運にも一度も雨に降られることなく下山することが出来たことを良としたい。

体調もよく、最期の<小仲坊~前鬼口>間の舗装林道でのマメに泣かされる以外、問題はなかった。

 

f:id:shiganosato-goto:20210709230156j:plain

                                                                      前鬼口バス停

                                                       奥駈逆峯前半  2002/9/14  15:00 下山口 

                  <奥駈逆峯後半  2021/5/24  05:00   出発地>

 

今回は、南奥駈けに踏み入れることが出来なかったが、近いうち必ず、前鬼より熊野本宮へ抜けたいものである。

 

無事、計画通り大峰奥駈け逆峯前半<吉野~太古の辻~前鬼口>を踏破し、ゴールに到着できたことに感謝したい。

そして何よりも、ご老人の想いや多くの先達の願いを背負って、ここ大峰の奥駈けを踏破できたことをうれしく思う。

 

一歩一歩のあゆみを見守ってもらった大峯の神々に感謝したい。 

 

 

<追記 : 20年後の、2021年5月24日~6月1日 後半である南奥駈けを無事歩き終え、ここに大峰奥駈け逆峯をようやく成し遂げることが出来たことを記しておきたい>

 

f:id:shiganosato-goto:20210709231426j:plain f:id:shiganosato-goto:20210709231719j:plain

  2021/5/24 太古の辻スタート <南奥駈け逆峯> 6/1 熊野本宮にゴール

 

2021『星の巡礼 南奥駈け6泊7日老人奮闘記』①~②

https://shiganosato-goto.hatenablog.com/entry/2021/06/15/225216

 

 

  

      2002『星の巡礼 大峯奥駈道逆峯踏破記』前半

             <吉野~太古の辻~前鬼口

 

 

                   

 

 

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

<参考資料>

■2002奥駈道逆峯<吉野~太古の辻~前鬼口

  3泊4日携行品リスト (総重量11kg)

 

《食料・飲料水》  ●主食 ◎行動/非常食

      ミックスサンドイッチ(ピーナツバター/蜂蜜/マヨネーズ/チーズ)4食分

    チキンラーメン8食分  ◎ドーナツ3X4個 インスタント・カレー2食分

    ◎チョコレート200g ◎氷砂糖200g ◎マヨネーズ50g ◎ピーナツ250g

      ◎乾しブドウ100g 

      水(600mmlボトル)1本+水嚢(1.5L) ◎予備水(500mmlボトル)1本

 

《携行品》

・リュック ・ザックカバー ・ポンチョ兼ツエルト ・ロープ2本 ・ストック ・帽子

・スパッツ ・登山靴 ・寝袋 ・寝袋カバー ・エアーマット ・ダウン上下 ・ニット帽 

・Tシャツ2 ・靴下2 ・長ズボン ・パンツ2 ・雨具 ・ヘッドランプ ・予備電池 

・カメラ ・フィルム36X3 ・携帯電話 ・予備バッテリ ・三脚 ・ラジオ 

・地図&磁石 ・筆記具 ・鈴 

・救急用品(下痢止・正露丸・バンドエイド・抗生物質・三角巾・メンソレタム・ビタミン剤

・水溶性ティッシュ洗顔セット ・現金 ・運転免許証 ・登山届

・遭難/修理キット(鏡・濾過器・笛・ライター/防水マッチ・新聞紙・マヨネーズ・ヒートシート

                                 ・ペンライト・ガムテープ・銅線・ゼームピン・裁縫セット)