星の巡礼2012『日本縦断サイクリングの旅』➀
（星の巡礼2012『日本縦断サイクリングの旅』前半―西日本編）
『 春の磯 ここはいずこや 佐多岬 』 無事完走を祈りつつ記念写真におさまる
『 漁り火も 夜桜もよし 佐多の海 』
最南端佐多岬を出発、北海道へ向かう
（星の巡礼2012『日本縦断サイクリングの旅』前半―西日本編）
『三日月や 西に漁火 ゆれし宿』 佐多公園露営地にて（いさりび）に酔う
『漁り火や 桜吹雪に 花見かな』 懐中電灯に舞う桜吹雪の美しいこと見事なり
『亡き妻と春のサイクル二人乗り』 今回は写真参加隊員、支援者、家族と同行
『菜の花の 可憐な笑顔 母に似て』 凛とした素敵な母でした
『春暮るる 何処に泊まる 風まかせ』 宿泊はテントによる露営とした
『春がすみ 溶けいるカモメ 風に乗り』 鹿児島大隅半島269号線北上す
『首振りし スギナの初穂 祈りおる』 初穂を神に捧げる風習がある
『春疾風 われを押してや 宗谷まで』 春はやてに乗って宗谷に立ちたし
是より日本縦断し北の端・北海道宗谷岬に向かって2700㎞の自転車旅である
背伸びする土筆にも見送られ
につづく
