日光⇒黒羽⇒芦野⇒白河 <奥の細道紀行1>
③ 黒羽(くろばね)-4
帰ってきた。
なお、与一と言う名は十に与分な一というところから来ているという、古人はウイットに富んでいる
ではないか。
ボーイスカウト活動のクラフト訓練のなかに、班競争でのトーテムポール彫刻がある。スカウト達が
班員全員での一本のトーテムポールづくりは、スカウト活動の根幹である「パトロール・システム」(
班制度)の集大成の一要素でもある。
ボーイスカウト日本連盟・那須野営場に建つ「那須与一トーテムポール」
実施された「日本ギルウエル・ウッドバッジ・コース 第7期少年部」に参加した懐かしい地でもある。
第7期ウッドバッジコース少年部のスタッフは、吉岡所長はじめ小林運美・中村知・松平・武田・滝口・
古田・赤城・西田各氏であり、「山バト班」は柴田・小田・岡寺・吉田・長田・後藤の6名編成であった。
古いセピア色の集合写真が出てきた。
ボーイスカウト日本連盟ギルエル・コース第7期少年部(1962) 那須野野営場での集合写真
那須野は、わたしにとって青春の思い出が詰まった地である。
出会いを詠んでみた。
黒羽・光明山常念寺の伝道川柳
常念寺 『葉をゆらす 風のいのちの 不思議さよ』
實久 『姫シャガや 地蔵くすぐる 無の風と』 <ひめしゃがや じぞうくすぐる むのかぜと>
鯉幟 ・ 「芭蕉の里」黒羽・南金丸付近にて
實久 『門狭き 奥なる宇宙 五月禅』 <せまきもん おくなるせかい さつきぜん>
黒羽・芭蕉逗留の旧浄法寺桃雪邸庭に咲く白椿
實久 『風雪に 耐えし椿や 祈り顔』 <ふうせつや たえしつばきや いのりがお>
黒羽をあとにして、那珂川に沿って国道294を北上、歌枕として有名な遊行柳のある「芦野の里」に
向かう。
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■ 寄り道
「奥の細道」の結びの地・大垣にたどり着くには時間がかかりそうである。
休みながら、ゆっくり自転車を走らせたい。
先日、休息をかねてモンゴルの地に露営してきた。
先に、「モンゴル紀行」を書いておきたい。
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