shiganosato-gotoの日記

星の巡礼者としてここ地球星での出会いを紹介しています。

2017年総集編・『星の巡礼・こころに遊ぶ 』 ①

     2017年
   志賀の里歳時記
星の巡礼・こころに遊ぶ 』 ①

 
2017年11
 
《 新玉の 荒ぶる峰や 弥陀のひら 》 實久
(あらたまの あらぶるみねや みだのひら) <手のひら=比良>

明けましておめでとうございます
Season
s Greetings & Best Wishes A Happy New Year !  2016-2017

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 ■2017年1月元日「初日」を拝す
 
≪ 雲潜り 琵琶に泳ぎし 初日かな   實久
(くもくぐり びわにおよぎし はつひかな) <淡海(あうみ)=琵琶湖
 
 
 
2017216
 
《 蝋梅の 香る淡海や 簗も揺れ 》  實久
(ろうばいのかおるおうみや やなもゆれ)  <簗・やな=魚をとる仕掛け>
 淡海(おうみ=びわ湖)に映える蝋梅が雪に耐えて、春を招いています。
 
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志賀の里、湖岸・松の浦の雪風景と蝋梅の花
 
 
2017219


《 祈り花 背負いてピレネー 越えし夏 》  實久
  (いのりばな せおいてぴれねー こえしなつ)


     カミーノ・デ・サンチャゴ巡礼路で出会ったヒマワリ畑の写真に再会、懐かしい。
    ブログ<カミーノ・デ・サンチャゴ自転車巡礼のすすめ>をアップ中・・・


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2017226
 
《 蕗の子や 淡き産声 土匂ふ 》  實久
  (ふきのこや あわきうぶごえ つちにおふ)
 
  この春も再会の命に接し、語りかける悦びにこころ躍ります。

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2017310

細雪 琵琶に煙るや 忍ぶ里 》  實久
  (ささめゆき びわにけむるや しのぶさと)


  粉雪混じりの里にも春を観じます、スケッチにしてみました。
 
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2017315


《 残雪の 姿変えるや 近江米 》  實久
  (ざんせつの すがたかえるや おうみまい)

  寒い、今朝も雪です。比良のお山が美しい、この残雪が美味しい近江米を作ってくれます。
   <比良山系蓬莱山・打見山の雪景色・スケッチ>


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2017年3月27


《 焚火せし 六甲おろし 春崩し 》  實久
  (たきびせし ろっこうおろし はるくずし)


    まだ寒い六甲全山縦走路(2泊3日)を歩いてきました。

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2017416


     我桜にして 歓喜に酔う   實久


 
  春の名残りに溺れ 悠久の彼方に遊び
 桜吹雪ありて 六重の珍味に舞う


  天蓋のサクラ 凛として我魂を打ち
 霊友と語りて 痛快にして愉快なり


  ああ我 酔い舞いて 桜の心識るに
 疎水の里にて 魂を叫びて泥酔す

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201755  奥の細道―深川>


《 孤の庵 しばしの別れ 月ぞ棲む 》  實久
  (このいおり しばしのわかれ つきぞすむ)

           Farewella while
To a lonely hut
Moon live in

                             Farewell a while
                          To a lonely hut
                             Moon live in


    55日から17日まで「奥の細道」に自転車で出かけ、多くの芭蕉句碑と出会い、

    恐れながらわたしも芭蕉句碑の前で一句詠んできました。


   「草の戸も 住み代わる世ぞ 雛の家」 芭蕉
      (くさのとも すみかわるよぞ ひなのいえ)

 
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採茶庵(さいだあん)前で、芭蕉翁と「奥の細道」出発にあたっての記念写真


 
201757  奥の細道―日光>


《 あらたふと その数化けし 夏地蔵 》  實久
   (あらたふと そのかずばけし なつじぞう)


                 Renew the heads for each count
                    Be called Stone Bodhisatta
             As summer ghost


  奥の細道・日光で出会ったお地蔵さんたち、数えるたびにその数が合わないので「化け地蔵」
  と呼ばれているそうな・・


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201757日 <奥の細道
 

《 門狭き 奥なる宇宙 五月禅 》  實久
   (
もんせまき おくなるせかい さつきぜん)


 奥の細道の道中に「芭蕉の里 黒羽(くろばね)」がある。
 その山奥にある臨済宗妙心寺派 東山 運巌寺に立ち寄った


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201777  <モンゴル・ゴビ砂漠にて>
 
 
ゴビの詩(うた)> 實久
 
ゴビの砂漠に沈む夕陽
茜色(あかねいろ)に染まりて
 
待宵月(まちよいづき)に寄り添いて
変化自在の地平に溶ける
 
影なる羊 鳴き声残し
風に漂いて 砂漠に消えゆく
 
ああわれいまゴビ砂漠におりて
乾きし大地を 泪濡らしおる

 
   ゴビ砂漠でテントを張り、トレッキングを楽しみました。
   ゴビ砂漠の美しい夕陽にテントが映えます。

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       2017年総集編・『星の巡礼・こころに遊ぶ 』 ②につづく