『びわ湖冬景色―近江の歴史をたどる老人自転車ひとり旅』 ⑪
■ 5日目びわ湖一周のルート案内 Ⅰ (2019年2月20日)
早朝 2℃ ・ 雨のち曇り
<▲ 西浅井 大浦浜 ⇒ JR志賀駅 スタート地点に戻る 48km>
5時30分、大浦の集落にあるお寺だろうか、鐘の音が湖上に鈍く響きわたる。
パッキング、清掃、柔軟体操のルーティンをこなす。
バーナーに火を点け、冷えた体に温かいインスタント・シーフードヌードル(465Kcal)を食し、小雨煙る中、湖北・西浅井にある大浦浜の東屋をスタートした。
ビワイチ・県道557・西浅井マキノ線
大雨の一晩お世話になった大浦浜の東屋
朝食のインスタント(465Kcal) 西浅井・ 大浦の浜をスタート
<5日目行程表>
海津大崎公園からマキノの街を望む
旧西近江街道(マキノ) 造り酒屋と海津に地酒・竹生嶋
西近江街道は北へ進み塩津海道と交わり、北陸・敦賀に至る。
<旧海津港の歴史>
任ぜられ、海津に立ち寄った時「かいつの里」という言葉のついた歌を詠んでいる。
この頃より海津港が発展し始め、特に豊臣秀吉のころ大谷吉隆によって中村と中小路との間に
船の出入りをする川を掘って以来、大津に次いで大きな港として発展した。
海津東浜は江戸時代、北陸と大津を結ぶ重要な港であり宿場町として大いに栄えた。
海津港跡と波風除け石垣
西近江路の老松並木
海津港跡には、宿場町を波風から守るための石積みが残っている。
西近江路には立派な老松の並木が多く残っており、サイクリングも浜風に吹かれ心地よい。
<西近江は虹の里>
マキノ・百瀬川にかかるレインボー
マキノ・シーサイド・ハイツの裏、湖岸にWC/△東屋あり
いま自転車を北から南へ走らせているのは、湖周道路(県道54)に沿って湖岸を走る
一本の細い裏道である。
マキノ・シーサイド・ハイツの裏、湖岸沿いに立派な公衆トイレと、東屋が建っている。
ビワイチ・チェックポイント今津港 と クイズ
ちょうどJR今津駅より湖岸へ向かうと<ビワイチ・チェックポイント今津港>がある。
クイズは、正面入り口の向って右側に掲示されている。興味ある方は参加し、
<ビワイチ認定証>取得に挑戦されてみてはいかがだろうか。
また、今津港よりJR今津駅に向かう100m先右側(北)にビワイチ・チェックポイントが
<琵琶湖周航の歌資料館>にも置かれている。
『びわ湖冬景色―近江の歴史をたどる老人自転車ひとり旅』 ⑫
(2019年2月20日) <▲ 西浅井 大浦浜 ⇒ JR志賀駅 スタート地点に戻る 48km>Ⅱ
につづく