『びわ湖冬景色―近江の歴史をたどる老人自転車ひとり旅』 ⑫
■ 5日目びわ湖一周のルート案内 Ⅱ (2019年2月20日)
<▲ 西浅井 大浦浜 ⇒ JR志賀駅 スタート地点に戻る 48km>
湖周道路(県道333)と県道558の分岐、信号「木津」(こうつ)を湖岸への細い道<さざ波サイクルロード>を入っていくと木津桟橋跡の標石がある。
木津(こうつ)桟橋跡の背後に竹生島を遠望
木津浜に建つ木製燈台
湖周道路(県道333)と県道558の分岐、信号「木津」(こうつ)を湖岸への細い道<さざ波サイクルロード>を入っていくと木津桟橋跡の標石がある。
<近江の歴史 : 木津の港跡>
船宿は百軒を超えたと伝えられている。物資はいずれも湖上をまっすぐ大津港へ向かい、そこで再び陸揚げされ、京都・大阪へ運ばれた。
今でも木津の湖岸からは古銭が見つかることがある。
木津の港跡解説でもわかるように、当時のびわ湖水運の隆盛をみることができる。
先にも少し述べたが、交易の最重要課題は物資搬送のルートを如何に時間的に、距離的に
短縮するかにかかっている。
切実であったといえる。
日本の中央に位置するここびわ湖ルートも運河としての役目を果たし、昔から流通の拠点であった
ことが理解できる。
木津港跡石標と解説版
<さざ波サイクルロード>は、葦の茂るバードウオッチング・フィールドを横切り、<新旭町水鳥観察センター>のある湖周道路(県道333)に出る。
バードウオッチング・フィールドにある東屋でランチ休憩(デミグラス・ハンバーグ400Kcal)とバードウオッチングや湖北の景色を楽しむ。
<さざ波サイクルロード>にあるバードウオッチングフィールドからの絶景
新旭町水鳥観察センター(建物前にWC有)
ビワイチルート・湖周道路(県道333)にある<しんあさひ風車村>
チェックポイント<しんあさひ風車村>として、また道の駅として機能しているか確認できなかった。
快適なラン・この景色の中を自転車を走らせることの喜びは最高である。
<白浜荘 ♨648円>
<宝船温泉 ♨700円> で汗を流せる。
「萩の浜口」信号を越すと高島である
西近江路・高島の街並み
びわ湖サイクルラインは「萩の浜口」信号より、高島の街に入っていく。
高島の町おこしセンターでもある「びれっじ」
『びわ湖冬景色―近江の歴史をたどる老人自転車ひとり旅』 ⑬
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につづく