ボーイスカウト日本連盟が創立75周年を迎えた1997年に、早稲田大学ローバースカウト主催の「スカウト・シンポジウム」がもたれた。
このシンポジウムにおいて、各大学ローバー隊の現況を報告し、今後の大学ローバー隊存続のための指針が討議された。
今回は、同志社大学ローバースを代表して参加した、当時の副隊長・田中祥介氏の話題提供者としての発表内容を掲載し、同志社大学ローバースカウト隊の活動や、問題点「同志社大学ローバーは何をしてきたか」を発団50年の歴史の一コマとして採り上げて、記録に留めおきたい。
同志社スカウト同好会(ボーイスカウト京都連盟第43団青年隊・同志社大学ローバースカウト隊・1961年発団)は、1995年(平成7)12月12日通達の「休会報告」より、当時の同志社スカウト同好会のおかれた活動中止の
事情を知ることができる。
本題に興味のある方は、書籍「スカウティング・シンポジウム97 日本の大学ローバーは何をしてきたか」を購入することができる。連絡先はスカウト研究センター・黒沢岳博氏(Tel;048-959-4750 Fax;048-959-1557 E-mail: takehiro.kurosawa@nifty.ne.jp )である。ただし、在庫に限りがあるようなので、まずは電話連絡願いたい。
なお、発表者・田中祥介氏(79年度生)は2008年(平成20)6月、復団式直後に重病を発症し、リハビリによる生活復帰に挑戦中だが、現在もなお病床にある。早期のご快復をこころより祈りたい。
これら同好会休会、OB会再出発、ローバー隊再建プロジェクトという一連の動きは、活動に深く関わっていた
一関係者として、深甚なる敬意と謝意を述べておきたい。 (60期生 後藤實久記)
発表者;田中祥介(当時同志社ローバース副隊長)
◎同志社スカウト同好会「休会」に至る経緯について(報告)
1995年12月12日
◎「同志社ローバースOB会再出発のご案内」 (通達)
2006年11月吉日
2007年2月吉日
完