<老人の牛歩トレッキング>
■2018/4/19 ⑤―2. <鈴鹿山脈縦走五日目> 三国岳~霊仙山
< 地図25000分の1 <三国峠~五僧峠ルート情報地図>
三国峠~五僧峠ルート情報地図
(注意:⑨⑩の2地図に縮尺差がある)
至烏帽子岳(865m)N (1:50)⇒ (足跡不鮮明./注意)
出発準備整う
三角点の巻道(トラバース)を振り返り記録に残す/三角点県境尾根道未確認
三角点815の巻道(トラバース)
鈴鹿縦走㊿ ダイラの頭803mを通過 7:15/ 803m
ダイラの頭803m リボン巻標識
P676の少し西のピークで右(北)へ進む。展望はないが、尾根は明瞭である。
黄色テープにP676標示あり
東横根(750m)直下東側に巻道(トラバース)あり/ 展望なく、薮漕き、軽い踏み跡、
所々テープもある県境尾根
テープは参考までにとどめ、各自が現在地・高度を確認すること
標識には「東横根750m」とあり、実際は757m
測點寮石碑
廃村を散策して、かって生活の村であった五僧村を脳裏で再現し、当時を偲んだ。
県境よりはなれ妛原(あけんばら・廃村)経由、今畑より霊山西南尾根ルートより
霊山山に向かう。
五僧峠の三国岳への登山口 「五僧峠解説板」
三国岳の露営地を早朝5時に出発してから、緊張の連続であった。 この縦走計画をたて、ルート研究や情報収集を行うにつれて、ここ<三国岳~五僧峠>間の踏破の難しさが、すでに終えた鈴鹿縦走ルートと違うことを知った。
飲料水のとり方、踏み跡の観察、リボンサインの発見、各ピークでの入り出の方角、とくに出に関しては
慎重になった。
<三国岳~五僧峠>間のルートは、比叡比良縦走時の<伊香立峠→小出石峠→魚の子山→途中峠登山口>間のルートによく似ているように思われる。人との出会いがない、リボンサインの設置が古く少ない、水場がない、踏み跡が枯葉に隠され見つけにくい、枝尾根への迷い込みなど多くの類似点があり、その縦走経験が大いに役立った。
比叡比良縦走との相違といえば、標高の違いと山の深さから来る緊張感というか、処女縦走というわくわく感から来る高揚感や単独行という緊張感からくる一種の満足感、幸福感といったところであったろうか。
解放感にひたりながら、権現谷の林道を霊仙山に向かう。
鈴鹿縦走55) 権現谷林道分岐 11:25 / 456m これより権現谷林道歩きNW ⇒
権現谷林道に出る
これより霊仙山域に入る、懐かしの山陵である。
仲間と泊まった懐かしの霊仙山頂にある避難小屋に向かう。 三国岳より五僧峠への緊張感から解放され、心も軽やかである。
⇐NW至汗フキ峠(0:50) / 霊仙山今畑ルート(南西尾根)にとり付く/急登SE⇒
霊仙山今畑登山口