shiganosato-gotoの日記

星の巡礼者としてここ地球星での出会いを紹介しています。

大阪の街探訪

大阪の街探訪 1
 
連休に近くて遠い街『おおさか』をぶらりと探訪してきた。
登山でもらった膝痛をひきずり、杖をついてののんびりした散歩がよかった。
久しぶりの晴天、晴れあがった青空にそびえたつ秀吉の大阪城がまぶしい。
三代目のコンクリート製。杖をついた老人はエレベータで8階の最上階まではこばれた。
東のうつくしく霞み立つ生駒山連邦、西の六甲連山をしばしながめる。
金箔の大きな鯱(しゃちほこ)が天守閣の四方に鎮座しており絶景をふさいでいた。
権力者の権現をみたようだ。
 
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谷町筋より難波にむかう。
 
途中で一腹、ルーテル教会ビルにある『ホテル・ザ・ルーテル』で「サーロイン・ランチ」だ。
早めの腹ごしらえをするが食い倒れの大阪でなぜサーロインなんだろう?
日頃、コック長の僕のメニューは野菜中心の魚添えの食事ばかりなので、連れには
衝動的に食べたくなったのであろう。
韓国風焼き肉よろしく網目のはいった薄手のサーロインにコチョジャン(辛いお味噌)をつけていただく。これがまた以外に美味しかった。お箸で食べたら焼肉屋さんだ。
焼肉をフォークとナイフでいただく異次元的なもてなしにさすが大阪の食道楽のポリシーをみたようだ。 <サーロインランチ : 税込 1000円>
 
 
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 道頓堀ではド派手な食い倒れの看板に圧倒され、上ばかり見ての散策で首が痛くなったと連れは肩こりを訴え始めるしまつ。でも100円ものに目をうばわれなかなか前進できない。
オンナとオトコの違い、それは何だろう? ショッピングでの生体の違いではないだろうか。
クイックバイ・ポイすて<quick buy ・ quick poi>が男の一面の正体としたら、オンナの生体の一面はじっくり観察・値踏み<long stay ・ cut price>じゃないかな。
女男文化論、これほど上下左右な異文化はない。だから世の中は成り立ってるんだろう。
それにしても道頓堀にあるグリコネオン5代目が姿を消していたのには寂しさが残った。
 
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 僕たちは一応京都人である。この一応京都人が大阪を歩くとまるでイスラムの街・カイロやヒンズーの街・ニューデリーに迷い込んでいるような錯覚に襲われるから不思議である。
こんな街、人種が京都のそばにあったんだと驚かされた。
大阪のどこへ行っても<たこ焼>と<お好み焼きと>と<立ち食い>と<居酒屋>ばかり、たぶん集中街路を探訪コースに選んでいるんだろうが・・・・それにしても食欲をそそられるからたまったもんじゃない。
 
次ぎに新世界を探訪、通天閣を見上げながらの散策となったがビリケンに取り囲まれ、まるで火星人に観察されているようで居心地が悪かった。そうそう串カツを食べなくちゃと『初代ヱビス』で<串カツ盛り合わせ・鉄板餃子>を注文し、すこし油っこい大阪の味を堪能した。
 
ただ気になったのは『ソースの二度づけお断り』というキャッチフレーズだ。なにを意味するんだろう?
衛生上? ということはソースは変えずに次の客にも出すという文化のことかな。それとも『一度づけ』で十分においしいので二度づけはしてほしくないと云うことか。
 
 
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 新世界からは暗がりの天王寺動物園のそばを通って『あべのハルカス300』にむかう。
日本一高いビルときいていたが「これが?」と意外と低かったし、平凡なデザインだったので驚いた。
大阪らしいド派手な外観や色彩をイメージしていただけにその淑女さや清潔な姿に目をみはった。
しかし最上階の展望室にたったときはまるで宇宙船からみる景色そのものであるような感動にふるえた。
エンパイアステートビルからみたニューヨークの夜景におとらないダイヤモンドの輝き
であったし、天の川を足下にみながら夜空の散歩をしているような気分にさせられた。
                                                                          
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『大阪の街探訪 2』 へ続く