shiganosato-gotoの日記

星の巡礼者としてここ地球星での出会いを紹介しています。

2016『星の巡礼・東海道53次自転車ぶらぶら旅500km』14

星の巡礼東海道53次自転車ぶらぶら旅500km』
東海道53次の一里塚跡をたどりながら日本橋に向かう> 14


■37 藤川宿
三河国・愛知県藤川>     京より184.1km / 日本橋より308.0km

これより「藤川宿」  嬉しいお出迎えの看板を過ぎると、 藤川宿の美しい松並木が続く。


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名鉄名古屋本線藤川駅西側踏切
 
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踏切横に二又道があり南西方面への「吉良道道標」(石柱)が建つ
 
 
藤川一里塚       京より46180km (日本橋より79316km)     
                                          (愛知県岡崎市藤川町)

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                     79 藤川一里塚跡 

 
 
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十王堂にある芭蕉句碑

< 爰も三河 むらさき麦の かきつばた >   はせを

 
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西棒鼻跡(藤川宿西入口)             歌川豊広(浮世絵師)の句碑
 
その先、名鉄藤川駅近くの街道にある西棒鼻跡(藤川宿西入口)に立つ歌川豊広(浮世絵師)の句碑。
豊広は広重の師匠である。

< 藤川の しゅくの棒ばなみれそせば 杉のしるしと うで蛸のあし >  歌川豊広

 
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藤川宿脇本陣跡(藤川宿資料館)                                  藤川宿 高札場跡


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藤川宿 本陣跡                                                            連子格子の旅籠あとに藤川宿の面影を見る
 
藤川宿から赤坂宿に入る手前の法蔵時の境内に近藤勇首塚がある。

江戸板橋で処刑され、京都でさらされた近藤勇の首を同志が盗み出して、ここ法蔵時に葬ったが、その後盗まれて不明であるという。
現在、境内にはただ墓碑と胸像だけがある。
法蔵時は、徳川家康(竹千代)の幼時期 読み書き手習いに通った由緒ある寺でもある。

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藤川宿・宝蔵寺にある新撰組隊長・近藤勇首塚

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京都新選倶楽部幹部の面々                         池田屋事変記念パレード後、八坂神社前で鬨の声あげる
                                                                     京都新選組倶楽部 のメンバー   

    近藤勇首塚の前で、私の長年の友人が京都新選組同好会の副長を勤めていることを思い出した。
 
京都府1864年におこった「池田屋事変」を偲ぶ「池田屋事変記念パレードを主宰している。同パレードは、祇園祭宵山に合わせて京都新選組同好会により行われるもので、提灯や隊旗をかかげた新選組同好会の面々が、羽織袴姿で壬生寺に集まる。
慰霊祭も実施され、その後、新選組の規律である「局中法度書(きょくちゅうはっとがき)」を読み上げ、壬生寺から八坂神社まで練り歩くという。      <京都新選倶楽部HPより>

◎歴史を歩く
いま、わたし達 弥次喜多歴史街道の真っただなかを京より江戸に向かって進んでいる。
それも江戸幕府の威光を伝える街道・東海道を江戸より京へ下るのではなく、討幕軍の東征の道・東海道を上り江戸をめざしているのだ。


天皇を奉じ、天下を治め、鎖国による300年という天下泰平と日本近世の経済的発展の土台とを江戸に築いた徳川幕府
時代の要請に応じ開国をせまられる徳川幕府
これに対抗して尊皇攘夷を掲げて、錦の御旗を奪い取って東征する新興勢力・薩長軍。


ああいま、その歴史的転換期にあって、幕藩体制を守らんとした若き尖兵たち・新選組を指揮し、歴史に散った隊長・近藤勇首塚の前にたった。
捕えられ、三条河原でさらし首にされた新選組隊長・近藤勇。戦いの勝敗、いや体制の勝敗、歴史の勝敗の接点に散って行った時代の証人がひとり悠久のなかに眠っている。


しずかに瞑目した。


なぜ藤川宿の法蔵寺だったのか。
法蔵寺より紛失した新撰組隊長・近藤勇の遺骨(晒された頭骸骨)はその後どこに埋葬されているのか。
歴史の証人の魂はいまだ定まることをしらず、生き続けている。


 東棒鼻跡(宿場東入口)を抜けると建設省プロジェクト「東海道ルネッサンス」でよみがえった『平成の東海道』の松並木を走り法蔵寺にある「近藤勇首塚」に立ちより、36番目の赤坂宿に入った。



 
東海道53次の一里塚跡をたどりながら日本橋に向かう> 15
    ■36赤坂宿 につづく