shiganosato-gotoの日記

星の巡礼者としてここ地球星での出会いを紹介しています。

天空の城 竹田城址に遊ぶ

天空の城 竹田城址に遊ぶ
 
 
日本のマチュピッチュといわれ、日本100名城としても最近注目されている『国史跡 竹田城址』を訪れた。
 
ススキがゆれる竹田城跡に国盗り時代の策略・策謀に生きた武士(もののふ)たちの息吹を感じてきた。
 
竹田城の石垣はわが住居のある大津市の坂本穴太衆(あのうしゅう))による『穴太積み』で築かれている。信長の安土城や姫路城と同じ石積みであると知っていっそう興味がわいた。
 
竹田城は、播磨(兵庫県南西部・播州)・丹波京都府兵庫県一部)・但馬(兵庫県北部)の交通上の要地の標高352m虎臥山に築城されていた。
 
山城はマチュピチュのように麓からはその存在を知ることはできない。その山に登り、城址に立ってはじめてその威容におどろかされる。山城の立地、敵情の鳥瞰、防禦の堅固を知って築城した山名持豊という殿様(指揮官)の意図をはかり知ることができておもしろい。まるで戦国武将のように播但路、山陰路の要(かなめ)を見下ろす自分がそこにいることに興奮させられた。
 
JR播但線竹田駅』近くに駐車し、線路沿いに南に歩き、情報館『天空の城』を右折してJRの踏切をわたる。公衆便所のある公園を突っ切って出た道路を左折、用水路に立派な錦鯉が泳ぐのを鑑賞しながら直進、T字路で右折して坂を上っていくと右側に竹田城址への山道にとりかかる(自動車進入禁止、一方通行の出口)、徒歩約25分で天空シャトルバス停留場に着く。ここより城址入口までさらに徒歩20分を歩くことになる。
 
300円の入城料をはらって進むと城址にたどり着く。駐車場より約1時間のトレッキング、秋の木漏れ日のなか楽しいハイキングでもある。見どころは復元または原石による石垣がそのまま残っていることと、その石垣の配置によって縄張り(平面構成)がビジュアル的に観察できるところに、ほかの城址では見られないリアリティをかんずることができる。
 
竹田城跡と云えば雲海に浮かぶその戦艦ヤマト的な威容である。もちろん城址からはその雲海に浮かぶ姿を見ることはできない。竹田城址雲海スポットとして城址の東南方向に立雲峡がある。国道312号線の『竹田交差点』を和田山ICよりきて左折し約1km先の駐車場より歩いて最適のビューポイント探すことになる。
また週末祝日は大混雑となるので『天空バス』が国道9号線沿いにある『イオン和田山店』より発着するようだ。ただし訪れる前にネット等で時間表・運行期間等をかならず確認願いたい。始発は午前4時、最終午前6時30分とあった。
 
等高線を利用した立体的な築城に感心しながら竹田城址をあとにして下山した。
 
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   <雲海に浮かぶ竹田城址竹田>  写真は朝来市発行のパンフより