shiganosato-gotoの日記

星の巡礼者としてここ地球星での出会いを紹介しています。

『星の巡礼・日本アルプス大縦走』単独踏破記録 <3>  第五区間≪扇沢⇒槍ヶ岳⇒中房温泉≫縦走日誌②

星の巡礼日本アルプス大縦走』単独踏破記録 <3>
  
第五区間扇沢槍ヶ岳⇒中房温泉≫縦走日誌②         
 
9月の鉢ノ木雪渓は、夏の陽にゆるみシャーベット状であった。ルートは鯉のぼりによる目印があり、高度を上げるにしたがって雪渓は溶解、崩落しルートも不明確であり、夏道をさがすのに手間取った。滑落防止の軽アイゼンを装着した。
 
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日本三大雪渓の一つである針ノ木雪渓は鯉のぼりが目印だ
 
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 針ノ木岳2821m登頂
 
 
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針ノ木小屋 と 蓮華岳2799mを望む 
 
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 みやまハナシノブの群生
 
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針ノ木小屋 
 
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  北アルプス開拓先駆者・百瀬慎太郎の言葉 『山を想えば人恋し』(針ノ木小屋にて)
 
 
 
201393日≪鉢ノ木小屋2561/5:00am⇒船窪小屋2509/12:30am 
          所要時間:7:30H
 
鉢ノ木小屋で雨水(天水)を1L.補給、おにぎり3個を受け取り5:00am出発する。
今日の天気予報は曇り一時雨のち晴れ間あり、日中の気温最高26/最低19℃。
赤沢岳・スバリ岳の絶景をふりかえりつつ蓮華岳2798m(三百名山)にむかう。山頂はガスにまかれ視界不能
北葛乗越前の鎖場はヘルメット着用し慎重にのぼる。
 
 
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5:00AM出発、鉢ノ木小屋より見る夜明け 
 

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 針ノ木小屋を振り返って、針ノ木岳2821m・スバリ岳2752m(奥)を望む 

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 モルーゲンロートで赤く燃える不動岳 2601m

 
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 6:31AM  蓮華岳山頂2798m登頂
       
 
9:45am▲北葛岳2551mにて休憩、朝食としておにぎり1個をとる。360°の雲海に浮かぶ峰々を楽しむ。偉大なる神はわれわれに偉大なる自然をお与えになられた。
『わたしは目を上げて山を見る。わたしの助けはいったいどこから来るのであろうか』(旧約詩編5・121
 
 
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北葛岳2551Mより見る雲海
 
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 七倉乗越のヤセ尾根・ガレ場2316mを越えていく
 
 
雲間に青天がのぞき、心地よい汗をかく。七倉乗越さきの鎖場がつづくヤセ尾根では慎重にすすむ。
途中、雷鳥の出迎えを受ける。
▲七倉岳2509mをへて山小屋の鐘の音に迎えられ、1230am船窪小屋に早めに到着する。今回の縦走では脳梗塞後の健康状態を維持するため早めの出発、早めの小屋到着を心がけた。
 
 
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 雷鳥のお出迎いはうれしい
 
 
 
 
 <『日本アルプス大縦走』 (4)へ続く>